性別不詳な年配世代の見分けポイント

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若い世代は、ジェンダーレス男子とかスカート男子とか

マニッシュ女子とかがいるので、性別不詳でも気にならない。

 

ところが、今の60~70代くらいで、

男性か女性か見分けがつかない方がたまにおられます。

(性差別の話ではありません)

 

 

ある雨上がり、田舎道を歩いてたら、

前方からおっちゃんかおばちゃんか分からない人

まっすぐこちらに歩いてきた。

 

このままだとぶつかるので

避けようとすると、同じ方向に両者、寄る。

で、また反対側へよけると、

向こうも同じ側へよける。(コレ、よくあります)

 

 

これを数回繰り返すと、

初対面なのに、謎の連帯感みたいなのが生まれる。

奇遇にも同じ側へよけるということは、

意気投合したような雰囲気になるものです。

 

 

私は込み上げる笑いを抑えながら

「ごめんなさい(笑)」

と謝った。

 

そして、相手の出方次第では

「声と話し方で、性別が判明するかも・・・!」

という期待で胸が高まった。

 

 

ところが、である。

 

 

先方さんは

「へっへへ、えらいすんません(笑)」

という男とも女ともとれる言葉を発した。

しかも、声のトーンも低くしゃがれていて、

ますます性別不詳。

 

(どっちなんだ・・・!)

 

 

別にドッチでもいいんだけど、

道で出くわして互いに笑いあった仲。

性別くらいは押さえておきたい気がした。

 

 

濃いグレーとベージュ系の服、髪は短くて、

メイクはしていないし、アクセサリーも一切ない。

 

バッグを持っているけど、これも

男性用か女性用か分からない。(セカンドバッグ的な)

 

雨上がりなので傘を持っているが、

黒っぽくてこれもよく分からない。

 

 

(うわ、なんか悔しいな・・・)

 

 

謎の敗北感に襲われた私は、

互いに黙礼してすれ違っていく間にさりげなく

どこか男女を区別するポイントはないか、

素早く目を走らせた。

 

 

女性でした。

 

 

ポイントは、傘を留めるスナップ。

そこに、お花のワンポイントモチーフがついていたのだ。

 

(女性だった・・・!)

 

 

何かに勝利したような晴れやかな気持ちで、

私はおばちゃんとすれ違い、別れたのでした。